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亀田内科クリニック

 
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B型慢性肝炎とC型慢性肝炎の治療について(2)

今回はB型・C型肝炎の治療法についてお話させていただきたいと思います。
前回お話した肝炎→肝硬変→肝癌という道筋はあくまでも放置した場合のことです。
現在では、非常に良い治療法がたくさんあります。

例えばC型肝炎ですと、現在では、インターフェロン・リバビリン・シメプレビル(またはバニプレビル)3者併用療法で90%位ウイルスが消えます。インターフェロンが使えない人には経口2剤の方法もあります。すべての方法に助成制度があり本人負担は月に1~2万円位です。 70歳~80歳代の方も治療でウイルスが消えています。 高齢者も外来でできる魅力的なインターフェロン外来導入療法で完治しています。肝臓癌を予防する最もよい方法です。

B型肝炎でも抗ウイルスの内服薬とインターフェロンの治療があり、症状がかなり進んでいる人でも元に戻るか、少し前の状態まで戻るなど、非常にいい治療効果が期待できます。これは、5~6年前に比べると大きな進歩です。
内服薬ラミブジンに耐性が出現した場合でもアデフォビル、エンテカビル、テノホビルといった第2、第3世代の抗ウイルス薬が保険適応となっています。新しい治療により肝硬変や肝癌への進行を予防することができます。
しかし、今の保険制度では肝硬変にまで進んでいるとインターフェロンや抗ウイルスの内服薬の治療が保険でできない場合もあります。ですので、B型・C型についても早期発見・早期治療が一番重要なポイントになります。